スマイル治療院の ブログ
2019年12月24日(火)東洋医学における人体の考え方⑫
今回は津液(しんえき)についてお伝えしていきます
津液とは(津)と(液)のことであり
体内の水分を総称したものである
津液の源は飲食物であり、これらが胃や腸に入って
水様のものが分離されて作られたものを「津液」と呼ぶ
< 津 >
● 陽性の水分
● 清んで粘り気が無いのが特徴
● 体表部を潤し体温調節に関与する
< 液 >
● 陰性の水分
● 粘り気があり体内をゆっくり流れる
● 骨や髄を潤す
● 体表部では目・鼻・口等の粘膜や皮膚にうるおいを与える
< 津液と臓腑の関係 >
津液と関係の深い臓器
( 肺 )
● 身体の上焦に位置する(じょうしょう)
● 胃から送られた津液を全身に不散する
( 脾胃 )
● 身体の中焦に位置する(ちゅうしょう)
● 水穀(食べ物)から津液を分離し
脾の働きによってこれを上部の肺へ送る
( 腎・膀胱 )
● 身体の下焦に位置する(げしょう)
● 全身に輸布された津液を管理する
● 不要のものを膀胱に貯めて尿として排泄する
2019年12月15日(日)東洋医学における人体の考え方⑪
前回までは「気」についてご説明しました
今回からは「気」と同じ位重要な「血」についてお伝えしていきます
< 血 >
血とは脈中を流れる赤色の液状物をさす
「素問」や「史記」といった歴史ある書物にも
「人の有する所の物は、血と気とのみ」
「疾の血脈にあるや、鍼石の及ぶ所なり」
等と記されており、我々が経脈と称しているものを
血脈と表現している
このことは東洋医学の萌芽期には
人や動物が多量に出血すると死ぬという経験的事実から
「気」という目に見えないものよりも
具体的な「血」に注目したものと考えられる
< 血の生成 >
血の源は飲食物であり、脾胃からもたらされる
後天の精から作られている
血の素材は「津液」と「営気」であり
肺による呼吸作用が深く関与している
< 血の働き >
血は、営気と共に脈中を流れ
四肢や臓腑を潤し、その働きを支える
血は夜臥床時に肝にもどるもので
覚醒・活動時には必要に応じて脈中を流れ
全身をめぐり、知覚活動や手足の動作や運動などの
活動を円滑に行わせる
< 血と五臓の関係 >
血は心・肝・脾と関係が深い
(心)
● 血を全身に送り出す
● 循環や拍動に関与する
(肝)
● 血液の量を配分
昼夜の別や活動する部位・器官に応じて血量を調節している
(脾)
● 血の生成に関与
● 全身的な血量の多少に関係している
● 営気を介して血が脈外にもれないようにしている
2019年12月8日(日)年末年始のご案内
年末年始休まず診療しております
なお定休日の月曜日は休診致します
宜しくお願い申し上げます
● 診療時間 ●
(12月28日~1月5日)
12:00~20:00
( 休診日 )
12月30日(月)
1月 6日(月)
元旦も診療しておりますので
お気軽にお電話お待ちしております
2019年12月4日(水)(電子マネー)スタートしました!
クレジットカード・Payに続いて
電子マネー決済が可能となりました
< ご使用可能 >
● SUICA
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加えましてID決済も可能となっております
宜しくお願い致します