スマイル治療院の ブログ

先日、価格改定のお知らせをさせて頂きましたが

本日１０月１日より基本料金に１０％の消費税での

お会計となります

ご理解・ご了承頂けます様、宜しくお願い申し上げます

なお夜間の急なお痛みなど、お困りの際には

診療時間外でも受け付けておりますので

ご相談下さい

今回は神気の（意）と（志）についてお伝えしていきます

＜　意　＞

（意）は日本語の「思う」や「覚える」に当てはまるもので

単純な記憶や思考を含んだ心を指す

五臓の中では脾臓におさまっている

（　意が傷つくと出現する症状　）

●　自分の中の思いに苦しむ

●　心が落ち着かなくなる

＜　志　＞

日本語の「こころざし」に当てはまる

思いを持続させる心である

五臓の中では腎臓におさまっている

（　志が傷つくと出現する症状　）

●　記憶が混濁する

●　忘れっぽくなる

以上が神気５つの説明であるが

（意）と（志）と共に神の統制下にあり

２つの気を助ける働きをするものが以下の３つ存在する

＜　思・慮・智　＞

●　思

（おもい）と読み、物事を工夫し考える心

●　慮

（りょ）と読み、先の事を思いめぐらし深く考える心

●　智

（ち）と読み、熟慮したうえで最善の判断を下す心

前回「神気」は細かく分類すると

（神）（魂）（はく）（意）（志）の５つに

分かれるとお話しました

今回はその中でも（魂）と（はく）についてお伝えしていきます

＜　魂　＞

（魂）は無意識的・本能的活動を支配して

人格に深くかかわるものとなります

（魂）とは（たましい）に当たり、人が死んだ後に

肉体を離れてしばらく辺りを浮遊した後

天に昇る陽性の霊を指し（こころ）と密接に関係する

この事から（魂）は陽性で飛騰しやすいものとされ

神の支配が薄れた時夢や非合理的な空想・幻覚・幻想が

生まれやすい

魂は五臓のうちの肝臓におさまり

人の本性を支えている神気である

（　支配が薄れやすいタイミング　）

●　睡眠時

●　お酒を深く飲んで酩酊している時

●　高熱でうなされている時

（　魂が衰えると出現する症状　）

●　自己の信頼感が薄れて自信がなくなる

●　魂が傷られると、狂気が出現

　　→　正常な判断が出来なくなる

●　現実と非現実の識別が出来なくなり人格の崩壊が生じる

＜　はく　＞

（はく）は朽ち果てた屍体の骸骨（白骨）を意味する所から

人の死後永く屍体にとどまって離れず、屍体が朽ちると共に

地に還る陰性の霊を指す

霊ならば（魂）と同じと思われがちですが

魂はこころと本能と密接に関係する（たましい）なのに対して

（はく）は朽ち果てた屍体の骸骨（白骨）を意味する

（はく）の気は五臓のうち肺におさまり

●　乳児の吸乳活動などの本能的行為

●　習慣化した日常動作を起こさせる

●　痛みやかゆみなどの感覚をもたらす

●　注意力・集中力を支える

（　はくが衰えてくると発生する症状　）

●　きはくが不足して注意力が散漫となる

●　物覚えが悪くなる

●　皮膚感覚が鈍くなる

●　はくが傷られると狂気となる

●　他人を気にかけずに勝手な振る舞いをする

●　日常的な言語や動作を忘れる・誤ったりする

身近な方でこんな症状の方はいらっしゃいませんか？

もしかすると性格ではなく、身体に不調がある可能性もあります

特に若い内に急激な変化がみられる場合は

老化の可能性も少ないのでご相談下さい