2019年7月26日(金)脳血管障害⑩
脳血管障害については①~⑨シリーズで
細かい種類と症状をお話してきました
基本は症状が出たらすぐに病院に行く事が必須ですが
最終回である今回は、脳血管障害を予防する為に
生活の中での注意をお伝えしていきたいと思います
< 脳血管障害の予防対策 >
① タバコを吸っている方はまず禁煙
● ニコチンはダイレクトに肺と胃に入り吸収され
血液によって全身に運ばれていきます
その後肝臓や腎臓で代謝されていくので
タバコを吸うだけでも各臓器は働かなければなりません
● 喫煙により体内には一酸化炭素が取り込まれます
基本的に人間の身体は、酸素が血液によって運ばれる事で
全身に栄養を届けていきますが
一酸化炭素は酸素に比べ200倍以上もヘモグロビンと結合しやすいため
一酸化炭素が有るとヘモグロビンと酸素の結合が妨げられ
赤血球の酸素運搬能力が低下し、身体に悪影響を及ぼす
一種の酸欠状態を生じる事もある
● タバコを吸わないと落ち着かない方はまずは電子タバコ
もしくは無糖飴やガムなどを代替とする所からはじめてみる
のはいかがでしょうか?
禁煙は高血圧をはじめとする、全ての病気に有効です
② 1年に1度必ず健康診断を受ける
意外と健康診断を受けずに、大丈夫だからと
ほおっておく方も多いです
35歳を過ぎたら人間ドックで細かい検査を
プラスするのもオススメ
血液検査をしてもらうだけでも糖尿病をはじめとする
成人病対策が可能になります
スマイル治療院でも血圧や握力などの計測可能です
血圧測定したい方はお申しつけ下さい
③ 塩分を控えめに
醤油や味噌など和食は意外と塩分を多く含む
調味料も多いです
塩分の取り過ぎは体重増加だけでなく
むくみや冷え、足がつるなどの症状も出やすくなります
● ふくらはぎが痛くなる程むくみのある
● いつまでも靴下の後が消えない
● 夜中や早朝のこむらかえりが時々起こる
などの方は、まず日々の食事から少しずつ見直していきましょう
④ アルコールはほどほどに
アルコールはタバコと違って必ずしも害だけではありません
問題は飲む量・飲む時間・おつまみです
記憶がなくなる程飲んだり、翌日夕方近くまで眠ってしまう
場合などは明らかに飲み過ぎです
1週間に1度は休肝日を作り
肝臓を休ませてあげましょう
⑤ 適度な運動をする
日常生活で全く運動してない方も多いです
ジムまで行かずとも、1日3分ストレッチをする
エレベーターではなく階段を使う等の
小さい所から意識していきましょう
スマイル治療院では、ただ運動するのではなく
その方のクセや習慣を改善する1分ストレッチや
特に弱い筋肉を鍛える1分体操
等もお伝えしています
身体を動かして血流を良くする事は
脳の活性化にもつながりますので
今日から一緒にはじめましょう