スマイル治療院の ブログ
2019年10月21日(月)東洋医学における人体の考え方⑧
前回までは(神)が乱れると(気)のめぐりにも
影響を与えるというお話をしました
今回は(気)についてご説明していきます
気に様々な働きが有り、その主な活動部位と働き方によって名称は異なります
まずは(気)の中でも(げんき)についてお伝えしていきます
(1) 原気(元気)
原気と、両親から受け継いだ(先天の精)が変化生成したもので
生命活動の原動力となるもの
以下の人間の原始的な気をもたらす
① 食欲
② 性欲
③ 生きようとする欲求
原気は中焦よりもたらされる後天の精気によって
補給され臍下丹田(さいかたんでん)にあつまり
三焦の働きにより経絡を介して全身をめぐり
臓腑・器官・組織に活力を与える
↓
原気が旺盛であれば、下腹部に張りがあり
体内の臓腑・器官も力強く働く
したがって活気があり、粘り強く疾病にかかりにくい
< 元気が衰えると出現する症状 >
● 下腹部が軟弱となる
● 臓腑・器官が弱くなり障害を受けやすくなる
● 疲れやすくなる
● 身体が冷える
● 疾病にかかりやすくなる
2019年10月11日(金)週末の診療
2019年10月5日(土)東洋医学における人体の考え方⑦
前回(神気)について全てお伝えしました
神気が衰えると判断の異常が起きたり
集中力が欠如する為、思考と感情は一緒の様に
思われがちですが古代中国においては
思考である(神)と感情である(情)は別々のものである
と考えられていました
< 定義 >
① 神は情動を統制し、神が充実して健全は働けば
情動が人の心を乱す事はない
↓
逆に神に乱れがあると情動のままに動いて人の心を乱し
それが又神を不安定にする
② 喜怒哀楽などの情動に変調が生じると
体内の気のめぐりに影響を与え様々な弊害をもたらす
③ 喜・怒・哀・楽・恐の五情に変調があれば
特定の臓器に障害をもたらす原因となる
どの感情に支配されているかによって五臓六腑の
いづれかの臓器に影響が出て病気に繋がります
どの感情がどの臓器に障害を与えるか、は後に詳しく記述します
つまり思考と感情は別々の物で有りながら
非常にお互いに影響を及ぼすものなのです
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記事履歴
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