スマイル治療院の ブログ

2021年10月29日(金)11月定休日のお知らせ


祝日通常診療しております!

11月3日(水・祝)

11月23日(火・祝)

< 時間 > 12:00 ~ 22:00



<定休日>


11月  1日(月)

11月  8日(月)

11月 15日(月)

11月 22日(月)

11月 29日(月)



< 診療時間 >


平日 12:00 ~ 22:00・最終受付21:30

          

土日 12:00 ~ 20:00・最終受付19:00



診療時間外をご希望の場合には

診療時間内にご連絡頂ければ、ご相談可能です


現在コロナウイルス対策として、施術と施術の間を30分程空け

この間に消毒と換気をおこなっております

多人数接触を避けての診療を続けておりますので

ご予約時間の前後5分を目安としたご来院

ご協力お願い申し上げます


院内では完全個室

患者様はお一人だけの状態を維持しておりますので

プライバシー安心・静かでゆっくりした環境にて

施術を受けて頂けます

その為、当院は完全予約制となっております

事前にご連絡頂けます様宜しくお願い申し上げます


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2021年10月23日(土)東洋医学の疾病観㉝


今回も前回から引き続き「津液」について

お伝えしていきます

※ 津液とは体内にある血液以外の水分をさす



● 津液の代謝と運行の失調 ●


< 要因 >

① 津液の停滞

② 痰飲(たんいん)

③ 内湿(ないしつ)



< 原因 >


津液の代謝と運行には肺・脾・腎・膀胱・三焦などの

臓腑が作用しているため

これらの臓腑のどの生理機能が失調しても

あるいはどの臓腑間の協調係が失調しても

津液の代謝および運行の失調がひきおこされる



< 病証 >


体表部での津液代謝と運行が失調すると

津液が皮膚と肌肉との間に停滞して水腫を発生させる

腹中であれば、鼓脹(腹水の一種)となる

また停滞した津液により痰飲が形成されたり

水湿が内生する

※体内に水分が停滞する事を「内湿」と呼ぶ

 内湿は、梅雨など湿度の高い気候に呼応する

 ように起こりやすい


体内部での津液代謝や運行が失調し

津液が膀胱に運ばれて尿に転化し排泄されることが

できなくなると水液が貯留して

体内での水分過多となり水腫があらわれる



< 症状 >


① 心悸亢進

② 呼吸困難

③ 関節の屈伸困難

④ 倦怠感

⑤ 喘

※ 喘とはせわしく呼吸する・苦しそうに息をつく

  

  ぜいぜい喘ぐなどの症状

⑥ むくみ

⑦ 水腫

※ (お腹だけ)や(脚だけ)ブヨブヨと

  膨らんできた場合には要注意です

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2021年10月16日(土)東洋医学の疾病観㉜



以前までは「血の病理と病証」についてお話してきました

今回からは「津液の病理と病証」について

お伝えしていきたいと思います

※ 津液とは体内にある血液以外の水分をさす



● 津液と病理と病証 ●


(1)津液の不足 

人間の津液には絶対量があり、それを下回り

不足すると症状として現れる



< 要因 >

① 津液の生成不足

② 消耗と発散の過多

③ 排泄過多



< 生成不足の原因 >

① 飲食物の摂取不足

② 食べすぎなどの飲食の不摂生

③ 辛くて熱いものの過度の摂取

④ 情緒不安定

⑤ 過労などによる脾胃の機能の低下など



< 消耗の原因 >

① 過労

② 発熱による発汗過多

③ 治療による発汗法・吐法・下法などの結果

         ↓

● 発汗法は汗法(かんぽう)・解表法とも呼ばれる

  肌表の邪気を汗とともに体外へ追い出す治療法

  この治療法後は著しく津液を消耗する

● 吐法もあえて吐かせる治療法

  主に「痰飲(たんいん)」という体液の異常分泌

  および水分代謝障害(多くは胃内停水)等に使用



< 排泄過多の原因 >

① 大小便の排泄過多

② 頻尿

③ 痢疾

※ 痢疾は食中毒、赤痢のような細菌感染

  あるいはノロウイルスのようなウイルス感染

  による急性の下痢(感染性胃腸炎)の事



< 津液不足による病証 >

① 目・鼻・口唇の乾燥や毛髪の艶がなくなる

② 皮膚に張りがたりない

③ 口渇

④ 尿量の減少

⑤ 便秘

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続)

2021年10月9日(土)東洋医学の疾病観㉛


前回からの引き続き「血の変調」についてお伝えしていきます



● 血の変調 ●


< 原因 >

① 熱性の変調は精神的な抑鬱などの情動の変調や

  暑・火の邪気を受けたり、辛いものや塩味のもの

 

  肉魚などの味の濃い物を多食するなどにより

  血のなかに熱が鬱積して発生する


② 寒性の変調は寒の邪気を受けたり

  寒性の飲食物を過度に摂取すると起こる


③ 血瘀性の変調は、寒性の変調が長引いた場合や

  外傷による血の運行失調、および打撲や捻挫などに

  よって血の鬱滞(瘀血)を生じて発生する



< 病証 >

血が熱して運行が失調すると血行が加速され

甚だしい場合は血が脈外に溢れて出血する

血の運行失調になると、それぞれ

以下の血液損耗症状が発生する



(血熱症状)

● 発熱

● 口渇

● 口苦

● 便秘

● 脈滑数

● 肌が荒れやすくなる

● じんましんが出る

● イライラしやすい

● のぼせやすい

● 目が充血する

● 生理異常



(血寒症状)

● 血の循環が遅緩

● 手足の厥冷

● 血瘀



(血瘀症状)

● 臓腑や経絡の局部の流通が阻害される

● 肩こり

● 頭痛

● あざが残りやすい

● 疼痛

※ 痛みの発生には一定の場所があり

  憎悪すると腫瘤を形成する

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記事履歴

2021年10月29日(金)11月定休日のお知らせ

2021年10月23日(土)東洋医学の疾病観㉝

2021年10月16日(土)東洋医学の疾病観㉜

2021年10月9日(土)東洋医学の疾病観㉛

2021年9月26日(日)10月定休日のお知らせ

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2021年9月11日(土)カッピングはじめました

2021年9月4日(土)東洋医学の疾病観㉚

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2021年8月7日(土)東洋医学の疾病観㉗

2021年7月31日(土)8月定休日のお知らせ

2021年7月24日(土)東洋医学の疾病観㉖

2021年7月17日(土)19日(月)診療しております

2021年7月4日(日)7月定休日のお知らせ

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2021年6月19日(土)東洋医学の疾病観㉔

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2021年6月1日(火)スマイル治療院7周年のご挨拶

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2021年4月23日(金)東洋医学の疾病観⑲

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2021年4月10日(土)東洋医学の疾病観⑱

2021年4月3日(土)東洋医学の疾病観⑰

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