2018年8月31日(金)肉離れ③(大腿四頭筋)
肉離れ①~②において
症状や処置についてお話しましたが
大腿四頭筋・最終回の今回「肉離れ」にならない為の予防策についてお伝えしていきます
● 予防のポイント ●
< 筋疲労 >
筋肉を使い過ぎ筋疲労を蓄積したまま運動をし続ける行為は
かならず筋肉が悲鳴をあげます
又ご自分の身体に合っていない運動メニューを無理矢理行うのも
筋肉に負担をかけ過ぎてしまいますので
運動を始める時は慎重にメニュー構成しましょう
初心者の方で、運動を何からはじめたら良いのか
分からない場、最初の数ヶ月は
トレーナ―にメニューを作ってもらうのも1つの手です
運動した日の夜は、入浴やマッサージ・アイシング等を行い
出来るだけその日の疲れはその日の内に解消させます
筋肉疲労を翌日に持ち越さない!
< 再発 >
一度肉離れを起こした場所は、断裂を起こしやすくなっています
同じ状況下において運動する時には、症状がほぼ完治していても
運動前にテーピングをしたり
受傷回復後1~2ヶ月は運動後にアイシングを続ける
等のケアをして予防に努めましょう
< 柔軟 >
準備運動無しに突然運動を始めると筋肉も驚いてしまいます
しっかり動きに合わせて筋肉が伸び縮み出来る様に
今日はどこの筋肉を重点的にストレッチングすべきなのか?
しっかり考えて実行します
その日に使う筋肉にポイントが当たっていない不備のある柔軟は
効果が半減してしまいますので、運動メニューを組み立てたら
しっかり狙いを定めた準備体操をしていきます
ただしストレッチを限界を超えて過度にやり過ぎてしまうのも
怪我の原因となりますので、注意しましょう
< 前後・左右のバランスに歪みがある >
片方の脚が短かかったり、骨格のバランスに歪みがある場合
普段から片側に負荷がかかっています
例えば右足が左足に比べて短い場合おのずと重心は右足に多く
乗りがちになってしまいますので、軽い運動でもちょっとしたタイミングで
右足の筋力が限界を超えてしまう場合が有ります
↓ ↓
これは①の筋疲労にも繋がりますが
いかんせん左足は元気な為、なかなか気付きにくいのが現状です
ですから、こういった怪我を受傷しない為にも
普段からご自分の身体に前後左右の歪みが無いか
定期的にチェックする事をオススメします
< コンディショニング低下 >
軽い風邪をひいている時や、悪天候で身体が冷えてる時は
ウエアの調節も大切になってきます
● 最初は長袖長ズボンで軽く運動し途中から脱いでいく
● マメに水分補給をする
● まだまだいける、と思ってもいつもの運動量の半分で切り上げる
等、体調と相談しながら運動しましょう
< 負荷のかかるランニングフォーム >
猫背のに肩を丸めて走ったり
蹴り上げが強く上へのジャンプが高過ぎる
ランニングスタイルは身体への負荷が強くなりますので
走る時には上半身の姿勢や、足への荷重のかけ方にも注意しましょう
息切れが早くなった、背中への泥ハネが酷い、等の場合は
周りのお仲間にランニングフォームをチェックしてもらう事も
健康的な運動への一歩です
※ 運動は健康にはもちろんですが、達成感を感じれたり
ストレス発散を出来たり、と身体の全てにおいて好影響を与えます
どうせでしたら、怪我なく楽しくエクササイズしましょう!