スマイル治療院の ブログ
2017年9月27日(水)駐車場できました!
2017年9月23日(土)10月1日イベントのお知らせ
2017年9月21日(木)めまい③治療と対処
<末梢神経性めまいの診断方法>
① 耳鼻科でメニエール病・内耳炎・前庭神経炎などの検査を行う
② 内科・神経内科・診療科などで自律神経失調症の検査を行う
内耳炎などの器質疾患が診断された場合には、薬物療法を行います
又基本的に、内耳炎などの原因は細菌やウイルスなどの感染と言われることが多いですが、同じ様な環境下にいても症状が出る方と出ない方がいます
それは風邪のウイルスと同じで免疫力の差にある、とも言われています
そこでまずは免疫力を高める為に、基本状態で充分な体力を備え自律神経やホルモンバランスを安定させておく必要があります
ここは<中枢性めまい>と原因が共通しているのですが
● 仕事時・緊張している時・ストレスを感じている時・運動時 などに活発になる交感神経
● 睡眠時・リラックスしている時などに活発になる副交感神経
このスイッチがうまく動かずに交感神経ばかりが活発になってしまう時間が多いと、身体や脳は休息を取る事が出来る疲労が蓄積したり免疫力が低下してきます
副交感神経は、身体をリラックスさせる事で筋肉の緊張を緩め
また内臓の働きも促す働きを持っているので、内臓の疲れを回復させる働きも持っている為です
免疫力の低下や、自律神経失調症に対しては東洋医学の鍼治療でも高い効果が出ます
又視力が一気に低下した場合など、メガネやコンタクトレンズの度が合わなくてもめまいが起きる場合があります
メガネやコンタクトなどは1年に1回は検査して、合わない場合は作り直しましょう
めまいの原因も人それぞれ細かく原因が分かれていますので、ご自分の原因を追究して少しずつ体質改善をしていけば症状は軽減していきます
仕方ないとあきらめずに、一緒に体質改善していきましょう
ちなみに突然強いめまい発作が起きた場合には、以下の点を気を付けてみて下さい
<めまい発作時の対処法>
めまいの発作時にはまず動かずに安静を保つ必要がありますので、上着を脱ぎ、ネクタイ・ベルト・ボタンなど身体を締め付けているものを緩めて横になります
頭が下がると気分が悪くなる様であれば、椅子に腰かけたり、クッションを入れて頭を高位にして休みましょう
ポイントは頭の位置をなるべく動かさない事です
部屋を暗くし、テレビやパソコンを落とした静かな部屋で落ち着くまで休みます
絶対に無理して動かない様にしましょう
2017年9月17日(日)めまい②診断
前回、めまいには<中枢性めまい>と<末梢性めまい>がある事
それぞれの症状についてご説明しました
今回はまず<中枢性めまい>の診断方法についてお話していきます
<中枢性めまいの診断方法>
① 脳神経外科での検査
聴力検査・前庭機能検査・瞳孔、眼球、眼振検査・脳CT・脳MRI検査などを行い、平衡器・眼・脳幹・脳血管・小脳など中枢神経系に異常がないか調べます
又血圧や貧血の有無など血液検査も同時に行う事もオススメします
② 服薬チェック
めまいは薬などの副作用等でも起きる場合があります
一般的な風邪薬や痛み止めでも、他の薬や食べ物との飲み合わせがある場合もございますので
現在服用中のお薬がある場合には、処方の医師に相談してみましょう
③ 睡眠チェック
睡眠不足によってもめまいは起こります
単純に忙しくて睡眠時間が取れていない、と明確な場合はまだ改善は簡単なのですが
不眠や入眠困難・早朝覚醒・中途覚醒などの睡眠障害によって、キチンとした睡眠が取れていない場合は治療が必要です
昼間にやたら眠い・寝起きが非常に疲れている方などは、深い睡眠を取れていない可能性がありますのでご自分の生活を振り返ってみましょう
この場合は睡眠障害に対する治療が必要となります
④ ストレスチェック
上記の原因がどれにも当てはまらない場合には、心因性の疑いがあります
心因性というのは、通常精神的なストレスが蓄積して自律神経が乱れて起こる症状を言います
自律神経が乱れる事でも、ふらふらと宙を浮く様なめまいを起こします
めまい以外に、疲れやすい・食欲不振・肌荒れ・イライラ・感情の鈍麻などはありませんか?
心因性の場合には、自律神経失調症の治療をしていく事でめまいは改善していきます
次回は<末梢性めまい>の診断方法についてお伝えします
2017年9月14日(木)めまい①定義と分類
今回は「めまい」についてお話していきたいと思います
<定義>
平衡機能の反射系が障害され、姿勢の統御が困難になった状態を言う
身体の平衡感覚は、身体の回転や移動を内耳である前庭器が感じ、脳幹や小脳に情報が伝えられて姿勢を保持しようとする感覚である
また視覚や身体の傾きなどを感ずる深部知覚は大脳へ伝達され、姿勢の保持に関与する
つまり人間が普段、左右前後のバランスを通り真っすぐ立っていられるのは、この平衡感覚が正常に作用しているからなのです
又目から見える視野によっても人間は無意識にバランスと取っているため、両目を閉じて目の前が真っ暗になってしまうと不安定感を感じやすい傾向にある
その為、平衡機能のいずれかの部位に障害が起きるとめまいはおこります
めまいは大きく2種類に分類されます
<中枢性めまい>
脳血管障害(脳幹・小脳)によるものが原因で、めまいの回転性は少ない
(考えらえる原因疾患)
小脳脳幹梗塞・小脳脳幹出血・小脳脳幹腫瘍・聴神経腫瘍・髄膜炎など
(特徴)
① めまいの程度は軽い
② 数日以上続く事が多い
③ めまい以外の中枢神経症状を伴う
④ 方向の定まらない不安定感
⑤ 宙に浮いた感覚
<末梢前庭性めまい>
内耳の障害(前庭迷路)でおこり、回転性のめまいである事が多い
(考えられる原因疾患)
メニエール病・前庭神経炎・内耳炎・両性発作性めまい症
(特徴)
① 周囲や自分がグルグル回る感覚
② グラグラ揺れたり、傾く
③ めまいの程度は強い
④ 持続時間は短く、長くても数日
⑤ 耳鳴り・嘔吐を伴う事も多い
⑥ 眼球がピクピクと左右に動く眼振が見られる事がある
⑦ 頭の位置を動かすとめまいがおこる
・靴ひもを結ぶ下を向く動作
・棚の上の物を取る上を向く動作など
続く
2017年9月10日(日)赤城神社祭礼のお知らせ
2017年9月7日(木)五十肩⑤治療法(解氷期)
今回は五十肩の最終回(解氷期)の治療法になります
(解氷期)
痛みがかなり弱くなってきたら、少し負荷をかけた運動やストレッチをしていきます
安静にしていた時期が長いと筋力も落ちている可能性が有りますので、無理をせずに少しずつ筋力を取り戻していく必要が有りますので
(拘縮期)のストレッチにプラスして、簡単な筋力トレーニングから始めていきます
<簡単な筋力トレーニング>
500mlのペットボトルや軽めのダンベルなどをもって
① 腕を下した状態から、横に90度上げる(外転)
② 腕を下した状態から、垂直に前から耳の横まで腕を上げる(挙上)
③ 腕を90度前に挙げた状態から、外側に開く(外旋)
それぞれの動きを挙げきった所で1秒止めて、片方1日30回を目安に行っていきましょう
①~③立っていても座っていても可能で、ポイントは上げ下げをゆっくり行っていく事です
片方ずつに慣れてきたら、両腕同時に行っていくと時短になりますね
この筋トレが物足りなくなってきたら、ダンベルの重さをあげたり腕立て伏せ等の運動にステップアップしていきましょう
女性や運動初心者の方は、まずは両膝を曲げての腕立て伏せが良いと思います
ポイントは身体を真っすぐに保ちながら、肘が90度に曲がるまで身体を下ろす事です
腰が反ってしまったり頭が下がり過ぎない様に注意しましょう
又普段から肩の筋肉が固まりやすい猫背の姿勢になりやすい方は、体幹の筋肉が弱い傾向にありますので
単純に腹筋や背筋を定期的に行っていくのも良いと思います
運動不足によって血液循環が悪い方は、まず手はじめとしてラジオ体操など全身体操から始めてみてはいかがでしょうか?
ラジオ体操には肩の可動域もあげる動きが沢山含まれています
五十肩の初回でもお話しましたが、五十肩は誰にでもなりうる疾患です
そのまま放置せずに早期に対処していけば、回復も早まりますので肩が動かない・痛いなどの症状が出ていきましたら早目にご相談下さい
2017年9月2日(土)五十肩④治療法(拘縮期)
前回は、五十肩(炎症期)治療法は前回お話しましたので
今回は(炎症期)の次にくる(拘縮期)の治療法についてご説明していきます
(拘縮期)
強い痛みがひいて少しずつ肩が動かせる様になってきたら、運動療法を始めていきます
この時期に余り肩を安静にし過ぎると痛みがひいた後も肩の可動域が狭くなってしまう可能性がありますので可動域訓練を始めていきます
手術をしたり大きな損傷が無い場合には、可動域訓練をする事で五十肩になる前とほぼ同じ位まで可動域は改善していきますので
この時期に訓練をする事は大切です
動かすと痛い場合などは、お風呂上りなど身体が温まっている時におこなうと良いと思います
基本的に五十肩は、強い痛みがない時は出来るだけ肩を温める温熱療法が向いています
ご自分でもホットパックやカイロをのせたり冷房に当たり過ぎない等、肩周りを冷やさない様にする事も大切です
●代表的な運動
<振り子体操>
① テーブルに痛みのない方の手をついて、少し前かがみになります
② 痛む方の手に、500mlのペットボトルかアイロン(重さが丁度良く持ちやすい)などを持ち肩の力を抜いて前後に動かしたり、円を描く様にまわします
<外旋運動1>
① 仰向けになり肘を直角に曲げた状態で、肩幅程度の棒を持ちます
(これはお家にある麺棒やつっぱり棒・おもちゃのバッドなど何で構いません)
② 痛みのない方の手で棒を押して、痛みのある腕を外側に開く様に動かします
自動的に痛みのある腕は正面から見るとⅬの字をていします(右手だと逆L)
痛みの感じる限界で5秒とめてから、元に戻します
<外旋運動2>
① 大きいゴムの輪っかを作り、肘を直角に曲げた状態で両手の親指に引っ掛けます
パジャマのズボンなどに使う白いゴム辺りが使いやすいと思います
② ゴムを左右の腕で引っ張り合って、腕を外に広げていきます
この時のポイントは必ず肘を身体にくっつける事!
それぞれの体操を10回で1セットとし、1日3セットを目安に行いましょう
もし体操の仕方が分からない時には、いつでもご質問下さい
棒もゴムもご用意しておりますので、一緒に体操していきましょう
記事履歴
2017年10月1日(日)中秋の名月
2017年9月27日(水)駐車場できました!
2017年9月23日(土)10月1日イベントのお知らせ
2017年9月21日(木)めまい③治療と対処
2017年9月17日(日)めまい②診断
2017年9月14日(木)めまい①定義と分類
2017年9月10日(日)赤城神社祭礼のお知らせ
2017年9月7日(木)五十肩⑤治療法(解氷期)
2017年9月2日(土)五十肩④治療法(拘縮期)
2017年8月30日(水)五十肩③治療法(炎症期)
2017年8月25日(金)五十肩②診断
2017年8月21日(月)五十肩①定義
2017年8月13日(日)高血圧⑥対策(ストレス)
2017年8月10日(木)高血圧⑤対策(運動)
2017年8月6日(日)高血圧④対策(食事)
2017年8月2日(水)8月休診日のお知らせ
2017年7月31日(月)高血圧③原因
2017年7月24日(月)高血圧②要因